まぶたたるみの理由

皮膚がたるんだり筋肉の力が衰えたりすると、まぶたが弛まるようになります。まぶたがたるみ目元まで落ちてくると、目元はかなり重いイメージになります。狭くなった視野を広くしようと目を開くためにまぶたに力を入れるようになるので、おでこや眉間にしわができやすくなります。目つきのイメージはまぶたのたるみにも左右され、たるみがもとで目つきが悪く見えるときもあります。まぶたが弛まることで疲れ目を起こしたり、偏頭痛、その次に肩こりなどの素因になることもあります。まぶたを持ち上げる筋肉の力が極端に弱まると、上まぶたが過度にたるみます。ひどくなって前を見た状態でもまぶたが瞳の部分にまでたっするほど垂れた状態を、眼瞼下垂というのです。まぶたのたるみが重度の眼瞼下垂では視界の獲得のために下あごを上げるようになったり、頭痛や嘔き気などの症状を伴うことがあります。眼瞼下垂には、先天性のものと後天性のものがあります。後天的に眼瞼下垂になる人は、歳のせいもありますが、コンタクトレンズの長期の使用や、パーソナルコンピューターやゲームなどで眼を酷使しているときなどにも起きます。顔の中でも特別素膚が薄く、乾燥もしやすくてハリを失いやすいのがまぶたで、まぶたの肌膚それ自身がたるみやすいところになっているのです。人の顔の中でも特に繊細なのがまぶたで、皮膚にハリがあり、筋力もバランスが取れていて、そして脂肪も適度にあるという状態が崩れると、たるみにつながるのです。

多汗症治療に使われるボトックスとは

FDA(アメリカ食品医薬品局)にも許可されている薬品のボトックスは、多汗症の治療薬として、アメリカのアラガン社が開展した調合剤です。方今は多汗症の治療薬として使われているボトックスは、もともとは眼瞼痙攣や斜視を治すための薬剤でした。ボトックスの有効成分であるA型ボツリヌス毒素は、ボツリヌス菌が作る猛毒のうちのひとつです。ボツリヌス菌は猛毒ですが、ほんの微塵しか使わないことや多汗症治療では血液中に入れるわけではないので安心できる成分です。ボトックスには一時的に筋肉の働きをブロックする効目があります。筋肉と神経の接合部に働いて筋肉の収縮を弱めます。このボトックスの本質を生かすことで多汗症治療の他にもシワ治療薬としても使われています。アセチルコリンという神経伝達物質から下命が出されると、エクリン汗腺から多量の汗が分泌されますが、これが多汗症です。こんなアセチルコリンの働きを弱め、発汗の働きを抑えるようにボトックスが働き、多干渉を治療します。アポクリン汗腺はもうひとつの発汗源で、これがワキガのもとになっているのですが、ボトックスはこれには働きません。イプセン社から開展されたディスポートや中国製のBTXAという製薬も、ボトックスのようなA型ボツリヌス毒素製剤です。ただし、BTXAは非常に安価な製品でありますが、北米や欧州での販売実績に乏しくて、日本ではほとんど使用されていないの実情です。